我が家の長女なーちゃん(7歳、小1)。
何かを作ったり、絵を描いたりするのが大好きです。
リビングの一角。何本ものカラーマッキーペンや木工用ボンド、モール、折り紙、グルーガン…等、自由に使えるように置いてあります(正確には、作成中のものを勝手に触ったり、片付けると怒られるのでそのままにしてるのだけど!)。
大人としては、不要になったものも なーちゃんにはキラキラして見えるようです。 工作に使うために何でも「あ、それ投げないで!」と言われてしまいます。笑 卵のケース、空き箱・空き缶、キーホルダーの金具やトイレットペーパーの芯…。段ボールに入れて、いつでも工作できるスタイルになっています。
築2年程の我が家ですが、インスタグラムの素敵ママさん方が載せているような、シンプルかつスッキリした家とはちょっと違います。子供達の絵が何枚も貼られていたり、作成中の作品が乾かされていたりしているのです。笑
(本当はシンプルで物が少ない家に憧れてはいるのだけど!!! 自身満々に貼られる、素敵な作品達を勝手に撤去するわけにはいかず…。スッキリさせたいという気持ちと、子供が小さいうちは仕方ないか!の気持ちの板挟み!!笑)
でも、
こういった『自分で好きに想像力を働かせて、好きなことに没頭し何かを作りあげる』って、子供の発達にとって大事なことだろうと思っています。
はてさて…
我が家の場合、実際にどう影響してるのかな??ともう少し深く知りたくなったので、mamekoなりに考えてみました。
なーちゃんの工作から生まれる意欲と集中力、そして発想力。
つい最近のなーちゃん。
「ママ!!ちょっとさ、でっかいゴミ袋!! 頂戴!!」というので、「また何か作るんだろうな。ふふふっ。」という気持ちでプレゼント。笑
ハサミでチョキチョキとゴミ袋を切り開き…
そこにカラーマッキーペンで彩り(?)を加え…
木工用ボンドを振りかける…(フローリング・ヒーターにまで飛び散ってるもんだから、わたし心の中で絶叫。笑 )

そこに白いオモチャのジスターを置き…このあとさらに木工用ボンドを振り舞いたのでした。笑
「ママ!これ乾かしといて。あとで仕上げするから!!」と言われ、仕方なく広げたまま保管。
翌日、2つの気づきをしたなーちゃん。
・乾いた木工用ボンドが、ビニールから線状に剥がれる。
・ビニールに書いた、マッキーペンの色がきれいに乾いたボンドにうつる。
今度は、すべてのボンドをビニールから剥してモシャモシャにして…。
「そうだ!!!」とキラキラした顔で、さらに何かを作り始める。
最終的に出来上がったのが、こちら。

ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、
ボンドで作成されたモシャモシャが触手になっています。くらげの顔は、空気を入れて膨らませていたけど、徐々にしぼみました!!笑
なーちゃんのつけたタイトルは『虹色のあしのくらげ』。
剥がしたボンドでできている、足(触手)のアップがこちら。笑

なーちゃんの次から次と広がる発想力・その展開の早さ、
すぐに「あ!あれやってみよう!」「つぎは、こんなの作ってみたい!」と思う意欲ってすごいなと感心させられました。
子どもの発想って面白いですよね。
チャレンジが楽しくなって豊かに発達した脳は、さらに高度な達成感を求めて、意欲的に探究したり、いろいろなものに興味や好奇心を持ったりすることができます。つまり脳がロケットスタートして、どんなこともやる気を持てる子どもへと育っていくというわけです。
引用元:茂木健一郎 ( 2017 ),本当にかしこい脳の育て方,日本実業出版社
ということからも、
子どもが楽しみながらチャレンジすることは、どんどん脳を発達させていくことに繋がり、意欲的な子に成長させてくれるのだなと考えます。
神経質でちょっと臆病なところがある なーちゃん。
自転車の練習も、最初は怖がって抵抗がありました。でも、ちょっと始めてみると、いきなり意欲的に!、雨が降っても「もう少し練習する。」となかなかやめない日もあり、親が一緒になってびっちり練習した日は1日くらい。ある日急に乗れるようになっていました。
自分から『やりたい!!』と思ったことには、なかなかの集中力と意欲を発揮してくれます。笑
もしかしたら、これも大好きな工作で培われた力なのかも…!?
しかし…
今のところ「国語や算数等のお勉強」には、あまり意欲が向いていないようです。笑
家庭学習そっちのけ。工作やお絵描きに没頭していることが多いです…。
母としては、正直ちょっと心配ではありますーー。笑
でも、
いつか勉学に意欲的に目覚めたとき、
彼女の大好きな工作で培われた 集中力と意欲 が十分に発揮されることを願おうと思います!!!笑
大好きなものは、自己肯定感を高める
そんななーちゃん。先日、学校で提出した絵が、児童作品展で特選に入選したんです。
小学校に入ってから、マラソン大会は中くらい、勉強も周りの子のほうができる…と感じていた様子。でも、この出来事があってから、作文にも「賞に入ることができてうれしかったです。」という内容を書いていたり、祖父母にも早く教えたい!!展示会まであと何日!!と、とても生き生きしています。
おかげで、我が家での工作や絵を描く意欲は増しているのですが…。笑
小学校に入ってから、登校しぶりもあったりで少し自信がなくなっていた なーちゃん。
でも、
先生からも図工が得意だよね!と言われ、さらに、初めて賞に入れたという経験は、すごく励みになったと思います。
自分が好きなことで、褒められる・認められる ってうれしいですよね。
親からだけではなく、親以外の周りの人からも認められるという体験は、子どもの肯定感をこんなにも高めてくれるんだな~と感じました。
これからも、たくさん褒めて伸ばしてあげようと思います!!