大切な我が子の育児。楽しめてますか?
子育てをしていると、
「今日は、ちょっと怒りすぎちゃったかな。」
「全然勉強に興味を持たないけど大丈夫かな。」
「ちゃんとご飯食べないけどいいのかな。」
とか…
どうしても『本当にこれでいいの?大丈夫?』と不安になることってありますよね!
そんな不安にぶつかったときに、是非読んでみて欲しい育児本があるんです。
『92歳の現役保育士が伝えたい 親子で幸せになる子育て』(実務教育出版)
作者は保育士歴60年。92歳でもなお現役保育士として働いている 大川繁子さんです。
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92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て [ 大川 繁子 ] 価格:1,430円 |

この育児本を読むと、きっと優しい気持ちで楽しく子育てが行えるようになりますよ!
読んでみたきっかけ
わたしがこの本に出合ったきっかけは、特に目的なく立ち寄った本屋さん。
そのとき、育児の何かが不安で…という状況ではなく、平積みにされていたこちらの本の「92歳の現役保育士…」という部分に興味を持ってペラペラっと立ち読みしたのがきっかけです。
その日は、購入せずに帰宅したのだけど、
ほんの少し立ち読みしたなかにあった
「せねばならぬ育児」
という言葉が、妙に気になっていました。
今まで、
優秀な子に育てたい、(大人にとって都合の)いい子に育てたい
とは思っていないつもりでした。むしろ、どちらかというと「この子はこの子。他人と比べてなんかいないわ!」という気持ちだったんです。
でも、帰宅してからも、妙に引っかかる「せねばならぬ育児」という言葉。
思い返すと、
長女のトイトレがなかなか進まなかったとき
イヤイヤ期が激しく手がつけられなかったとき
文字の読み書きが遅かったとき…
「この子のペースだから!」とか「こんなもんでしょ!」とか
余裕ありげに言いながらも、
心のなかでは焦ったり、「このままで本当に大丈夫?早くできるようにならないと。」って
正直思ってた。
うん、思ってたよ。笑
(大丈夫なふりしてたのに、自分で認めるのって少し怖いし恥ずかしい!!笑)
あぁ。わたし、我が子を尊重してるふりして、
「せねばならぬ育児」してたんじゃん。って思った。笑
全然、我が子のちから信じてないじゃん。って。
そしたら、もうどうしても読んでみたくなって、仕事に行く前に夫に頼んで
購入しといてもらったのです。(←自分の欲求に猪突猛進タイプ)
読んだあとは、子育てがワクワクしてくる
大川さんが勤務する保育園は「奇跡の保育園」と呼ばれている場所。
ご本人達は冗談で「ほったらかし保育園」なんて呼んでいるようですが、
本を読んでみると、保育の軸がしっかりしている。ただのほったらかしなんかではない、子どもの力を十分に発揮できる教育がなされている、本当に素敵な保育園だなと感じます。
育児に関する本は何冊か読んできましたが、苦手なタイプのものもありました。
それは個人差が大きいことでしょ!と思うことや
そんなの言いきられたら困るよ!と思ってしまうこともあって…
「自分の育児(やり方)がよくないってこと?」「え、そんなにうちの子遅れてる?」とか
考えてしまう原因になったりして。
でも、この本は違うんです。
「ああ、うちの子これでいいんだ。」
と思わせてくれる本。
子ども達は同じ年齢でも、
お腹すく時間
そのときやりたいこと
敏感期(「これがしたい!」と強く思う気持ちがあらわれる時期のこと)…
1人1人すべて違うんですよね。
わかってたつもりだけど、心の底では思えていなかったこと。
他の子と比べるよりも、
今、わが子がどういう時期にいるのか・どんな欲求があるのか。
そこを、今までよりももっとよくみてみよう!
そして、その我が子の力を十分に伸ばしてあげたい。
と思うようになりました。
本を読んだあとは、「ああ~明日から、大川さんのような視点で子ども達をみてみたい。」とワクワクしたくらい。笑
まとめ
子どものもつ力を十分に育ててあげることができれば、
今は少し勉強が遅れていても
ちょっとわがままでも
いうこと聞かなくても
大人になってから、自分の持つべき力を発揮できる人になれると思います。
育児をしている人。これから育児が始まる人。
この本を読んでみてください!
そして、一緒に
子どもの力を信じて楽しい育児 していきましょう!